花魁ドリーム ハマり

花魁ドリーム ハマり

わたくしが先に行きましょうか?」「いや、私が行く」 ヴィルフリートがゴクリと息を呑んだ後、目をきつく閉じて踏み込んでいった

 神官長に視線で、行くように示されて、わたしもヴィルフリートに続く

ねっとりとした幕を突き破るような感触と共に虹色の幕を抜けると、その先に出た

「うわぁ!」 ……ファンタジー! 心の中で思わず叫んだ

 今まで散々魔術関係で色々な物を見てきたけれど、ここは部屋全体がファンタジーだった

 タペストリーもカーペットもない真っ白の部屋の中央に、スイカより少し大きいくらいの魔石が浮かんでいる

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複雑な魔法陣がいくつも重なって浮かび上がり、その魔石の周りをくるくると回っている

魔力を帯びて光る複雑な文字や模様の連なりが回る様子はまるで支える棒がない天球儀のようだ

「ローゼマイン、邪魔だ

立ち止まるな」 最後に入ってきた神官長に睨まれて、わたしは慌ててその場を退く

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「フェルディナンド様、ここは一体何の部屋ですか?」「礎の魔術に魔力を注ぐための部屋だ

領主夫妻と魔力を登録した領主の子のみが入れるようになっている」 今、この部屋に入れるのは、領主夫妻とその子であるヴィルフリートとわたし、そして、先代領主の子である神官長、最後に先々代領主の子であるカルステッドの父親であるボニファティウス、わたしのおじい様にあたる人だけだそうだ

領主の母は罪を犯し、幽閉された時点で登録した魔石を外されたらしい